神奈核ニュース No.09(1998.7) 目次


第206回定例研究会(1998.7)
 神奈川核医学研究会
 第4回海外学術交流会 (シンガポール)実施報告
代表幹事 横浜労災病院渡辺 浩
第204回定例研究会(1998.5)拡大症例検討会
 慢性肺気腫患者のVRSにおける
 target area決定のための
 133Xe肺換気SPECT法
循環器呼吸器病センター   伊藤 佳奈子
熱狂スタジアム(2)
 がんばれ阪神タイガース
東海大学病院 藤田 昭
お店紹介しようかい!(2)
北里大学病院神蔵 直美
神奈核ホームページの開設について  川崎市立川崎病院放射線科小野 欽也
編集後記 東海大学病院 村上 剛


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第206回定例研究会(1998.7)
 神奈川核医学研究会
 第4回海外学術交流会 (シンガポール)実施報告

代表幹事 横浜労災病院
渡辺 浩


(まえがき)
 今回の報告は、神奈川放射線(No.2 July.1988)に掲載された参加報告をボリュームアップして会員の皆様に報告させて頂きます。
 当会では、海外の核医学施設との学術交流を全国に先駆けて実施してきた。記念すべき第1回は、平成5年に韓国に赴き、ソウル大学において互いに学術発表を行うことが出来た。第2回は、台湾を視察し、第3回は、平成9年5月に上海(中国)で開催された第2回日中核医学会において当研究会の活動状況を発表した。
 そして、今回は、第4回として、少し距離を延ばし、貿易大国であるシンガポールを訪問することとなった。十数年前の新婚旅行以来の海外とあって、多少の気持ちの高揚と不安が入り混じっての旅であった。しかし、現地に赴いてみると、カルチャーショックと異国情緒の新鮮さに身を震わせる程の感動をさせて頂くことになった。一度海外に行くと癖になるという話を聞くが、まさにその通りかもしれない。シンガポールという国が私にはたまたま合っていたのかもしれないが、日本を離れ、異国の文化に触れると医療のことだけでなく、色々なことが見えてくるから不思議である。
 前置きが長くなってしまったが、我々が体験したシンガポールの核医学診療について、国事情を交えながら報告させて頂きたい。(なお、実施時期は、平成10年2月である。)
我々が交流した施設は、シンガポールでも指折りの大規模施設であるシンガポール ジェネラル ホスピタル(以下SGH)、いわゆるシンガポール国立病院である。臓器別診療棟を幾つも隣接させており、日本の国立がんセンターに似た雰囲気であろうか。この病院では循環器領域に力点をおいているようで、心臓専門の棟があり、2台のガンマーカメラを心筋専門に使って検査を行っていた。骨塩定量やRIAの検査を含めると検査室は数えきれないほどであった。稼動しているカメラは、心臓センターを含め7台で、医師9人と技師8人で核医学診療部門を構成している
(Fig1:SGHでの視察風景)。
 Fig1 視察風景 
 Fig2 SGHでの撮像風景 

 カメラはADAC社製が殆どで、日本製のカメラは1台も無かった。日本では最近おめみえのADACが世界市場では主流であることを痛感させられた(Fig2:日本と変わらぬ撮像風景)。核医学診療部門だけで、年間6000件の検査をこなしているそうである。カメラの件数としては、1日に心筋を20人、骨を30人、核医学全体で80人をこなしている。それだけで、この病院の規模がわかろうというものである。そのために用意されているジェネレ−タ−は、なんと1Ciが4台も並んでいた(Fig3:1Ciのジェネレータが4台)。100mCiや200mCiを使っている日本では信じられないスケールである。日本では、シリンジタイプの割合が増える傾向にあるが、SGHでは、キット製剤を使用し、核医学施設内で調整を行っているようである。そのためには、この規模のジェネレ−タが必要なのであろう。心筋検査では、Tlも使っているが主流はTc製剤のTetorofosminのようである。  核医学以外の部門は殆ど見ることができなかったが、多少目についた所を報告したい。放射線治療部門は、照射装置のコリメート用シールドの作成作業を、一人の技師?が専門にその任にあたっていた。核医学と治療部門用の写真保管室には、袋いっぱいにフィルムが入り、重そうな大袋が部屋全体に所狭しと収納されていた(Fig4)。国が違っても写真の置き場所に困っている状況はどこも同じのようである。
 Fig3 ジェネレータ(1Ciが4台) 
 Fig4 写真保管室 

 私の今回の視察での一つの関心は、放射線管理の状況であった。日本の放射線規制は世界一といわれるほど厳しい規制を受けている。それに比べ欧米は規制が緩やかでRI関係の検査に大きな問題が生じ憎いと言われているが、アジアの他の国では、果たしてどのような管理がなされているのか興味があった。
 Fig5 RI調整室風景1 
 Fig6 RI調整室風景2 

 実際に見てみると、RIに対する防護の意識とその内容は、日本とそれほど変わらないように見えた。ジェネレータの保管場所や薬剤の標識を行う場所では、日本と同じように厚い鉛で防護されていたし(Fig5、6)、RIを使う検査室には、入り口のドアに標識が貼付されていた(Fig7)。注入済の注射筒も鉛の容器に保管されていた(Fig8、9)。
 Fig7 RI調整室入り口 
 Fig8 RI薬剤IV室 

 核医学のことは、この程度にして、最後にシンガポールの国の事情を報告したい。シンガポールは、海外旅行の定番とされる国の一つであり、今さら私が説明するまでもないが、今回の視察で感じた点を幾つか考えてみたい。シンガポールという国は、非常に合理的な考え方で国の政策がとられていた。第一に、車政策である。国土が狭いため、日本のような値段で車が買えてしまったのでは、国中が車で溢れかえってしまう。そのため、シンガポールでは車を買うためには、かなりの経済的負担が課せられている。車を買うためには、まず国から車を買うための権利を買わなければならない。その後でディーラーから車を買うのである。アコード(日本社製)を買うのに約1000万かかるそうである。車の台数を抑制し、税金による収入も増えるという構図である。しかし、それでもシンガポールでは、夫婦共稼ぎをして年間収入の多くを注ぎ込んで車を買うようである。そのためか車の台数は少なくなかった。しかし、最近では、米国を除く世界的な不景気のため、特にアジアは恐慌寸前だが、多額のローンを返済できず、車を差し押さえられる率が増えてきたようである。
 Fig9 IV剤シリンジ(鉛容器入り) 
 Fig10 地下鉄の切符売り場 

 もうひとつはたばこである。日本でも禁煙する人たちが増えてきて、たばこを吸う人の方が肩身の狭い思いをするようになってきたが、それでも頑固にたばこを吸い続けている人が多い。シンガポールでは国策としてたばこを排除しようとしている。たばこに車と同じように税金をいっぱいかけて、まず吸うためにお金がかかるようにしている。ちなみにたばこ一箱500円だそうである。そして国内でたばこを吸える場所を極端に制限している。お金はかかるし、吸いたいところでは吸えないしということで自然とたばこを吸う人が減っていくわけである。成る程と思う話でもあるが、日本でもやれない話ではない。ただし、そんなことをしたら、たばこ産業の関係団体や喫煙家から抗議を受けることになるので、票を減らすようなことは誰もやりたがらないだけである。そこをきっぱりとやれるところがシンガポールという国というかシンガポールの政治家のえらいところである。他にも驚かされることがたくさんあった。国中がきれいに清掃されていた。また、グリーンシティを言われるだけあって、緑がきれいに配置されていた。育ちの早い南国だけに、管理するのが大変だろうと思うくらいであった。治安も良さそうで、日本と同じ感覚で街を歩けた。中には危ない場所もあるようだが、それは日本も同じ。あまり外国に住みたいとは思わない私だが、シンガポールだったら、数年間海外出張もいいなーと思った。(そんなものはもとからありません。)その位、シンガポールかぶれして帰ってきたが、病院での学術交流を含め実質2日間という短期間の割には充実した旅をさせて頂いた。これも海外にいち早く目を向ける神奈川核医学研究会のお歴々の方々のお誘いあってのことと感謝しております。少ない人数で気心の知れた者同志の旅であったためか、視察以外の時間も十分楽しむことができた。セントーサ島というシンガポールの有名な観光地や動物園を地下鉄とバスを乗り継ぎ、自分たちの力だけで見て回った(Fig10、11)。
 Fig11 両替に頭を悩ます面々 
 Fig12 屋台にて海外学術交流の成功を祝し乾杯! 

最終日の夜は、ホテルで気取った食事をとらず、屋台でシンガポールの空気と味を堪能し、異文化の味を満喫することができた(Fig12)。海外だけでなく、国内のツアーでもそうだが、決められた時間にきめられた観光スポットを流れ作業のように回るパッケージツアーは、本当にその土地に触れたようなきがしない。その点で、今回の旅は、シンガポールに溶け込んでしまったかのような気分にもなれた旅であった。名前は忘れたが現地のビールも美味しかったし、時折だされる辛い料理もとても美味しかった。いいことづくめの旅のように書いているが、今回の話には、装飾や世辞等は一切入っておりません。私の今回の旅の率直な感想であります。さー第5回はどこに行くのでしょうか! 日頃の疲れを忘れさせてくれるいい旅がまたしたいなと思う今日この頃です。  もうすぐ第5回の企画されると思います。だまされたと思って是非皆さんもご参加下さい。本当に楽しかったですよ!(Fig13:今回の旅がどんなに楽しかったかを証明する中村氏の満願の笑み)  最後に、視察させて頂いたSGHの皆さん、特に熱心に説明して頂いたDr.Felix.Sundram(核医学診療部門責任者)氏(Fig14:視察団一行とDr.Felix氏)に、この場を借りて感謝申し上げて、実施報告を終わりにしたい。
 Fig13 楽しそうな中村氏の満願の笑み 
 Fig14 視察団一行とDr.Felix氏(右から4番目の男性 



(番外編)
 今回実質2日間という短期間の割りに充実した旅となった一つの功績は、ガイドのミスようこさんがいてくれたこと(Fig15:ようこさんの案内を聞きながら植物公園を回っている一行、ちなみにようこさんは、横浜出身でした)。
 昼食場所の前にて(Fig16)。
 Fig15 ガイドのようこさんと植物公園にて 
 Fig16 昼食前の視察団一行 

 変な自転車屋さんに乗せられて夜のシンガポールを回る一行(Fig17)。
 Fig17 シンガポールの夜を満喫する一行 

この他にも、いろいろ楽しいことやたいへんなことがいっぱいありましたが、紙面の都合上、このあたりにしておきます。たいへんなことについては、・・・・・・。




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第204回定例研究会(1998.5)拡大症例検討会
 慢性肺気腫患者のVRSにおける
 target area決定のための
 133Xe肺換気SPECT法

循環器呼吸器病センター 
伊藤 佳奈子



〔はじめに〕
 慢性肺気腫とは、肺胞壁が破壊され肺が気腫化した状態です。気腫化した肺は、本来の構造が破壊されているため正常に拡がったり縮んだりする事ができず、拡大したままの状態になります。この気腫化した肺の占める割合が大きいと、正常な肺は圧排されて縮んでしまい、胸郭や横隔膜は常に最大吸気位の状態で固定されてしまいます。このように、胸郭や横隔膜が動かない状態では、正常な肺が呼吸をすることができなくなります。そこで、VRSの適応となります。
 VRSとは、volume reduction surgeryの略でこの気腫化した肺を切除することによって肺容量を減少させ最大吸気位に固定された胸郭や横隔膜を動くことができるようにする手術です。VRSを行うときには気腫化した肺のどの部分を切除するか、target areaを術前に決定する必要があります。
 当センターではtarget areaの決定に際し、局在診断はCTで行い、更に機能的な評価をするために、133Xe肺換気SPECTと99mTc-MAA肺血流SPECTを行っています。
 当センターの133Xe肺換気SPECT法を紹介いたします。

〔方法〕
 装置:シーメンス社製 MULTISPECT3
 コリメータ:LEHR
 マトリックスサイズ:64×64
 収集条件:5秒/1stepの連続収集で72view。
      4秒/1view,合計1分36秒を1クールとして撮像。
 133Xe Gas吸入後3クール収集を行い、約6分後からWashoutを開始して、1view当たりのカウント数が、250cps以下になるまで収集を行います。

〔症例〕
 72歳男性です。60歳より呼吸困難が出現し、他院で慢性肺気腫と診断されました。1996年4月に、VSRを希望して当センターを受診しましたが当時は手術適応とならず、在宅酸素療法にて経過観察されました。1998年4月、VSRを施行する方針となりました。
 CTでは、全肺野にびまん性変化が認められます。CTだけではTarget areaを決定出来ないので、肺機能を検査するするため133Xe肺換気SPECT、99mTc-MAA肺血流SPECTを行う事となりました。 (図1)
 99mTc-MAA肺血流SPECTでは、両上肺野の血流低下がわかります。133Xe 肺換気SPECTでは、平衡時(吸入後5〜6分)において両肺野にほぼ均等にGas分布が見られますが、Washout時でなかなかGasが呼出されていません。特に左上肺野の呼出遅延が確認できます。(図2)
 3D画像では360゜方向より観察できるので、両上肺野の血流低下や、左上肺野の換気残留の具合が明確に示されます。(図3)
 重ね合わせ像をカラー表示することにより、両上肺野の血流低下や、左上肺野の換気残留の位置関係がより明確になります。(図4)

〔所見および結果〕
 133Xe 肺換気SPECTにおいて、両上肺野のGas分布に遅延が認められました。平衡時では、両肺野ともほぼ均等なGas分布が見られました。しかし、左上肺野でWashout時に133XeGas残留が認められました。
 99mTc-MAA肺血流SPECTにおいて、両上肺野の血流低下が認められます。
 以上のことから、肺換気、肺血流上のTarget areaは、左上肺野と決定されました。

〔結語〕
 VSRにおいて、Target areaを決定するには、肺機能の低下している部分が視覚的に把握する必要があります。133Xe肺換気SPECT、99mTc-MAA肺血流SPECTは、肺機能を視覚的に評価できるため有用な検査であると言えます。
 従来、133Xe肺換気シンチは、プラナー像のみであったので大まかな位置しかわかりませんでした。しかし、SPECTを行うことによって肺機能の局所的な評価が出来る様になりました。特に、Transverse画像では、CTとの位置関係の対比がし易くなりました。また、3D画像により立体的に把握でき(重ね合わせ像ではより肺機能の低下している部分も顕著となり)Target areaを決定しやすくなりました。
 しかし、当センターのシステムでは、現在Dynamic Spect収集が出来ないため1クール間に50秒ほど時間があいてしまい、完全な経時的Gas分布の把握ができません。
今後は、Dynamic Spect収集及び処理が可能なプログラムを導入してこの問題を解決し、定量的評価が出来るようになれば、133Xe肺換気SPECT検査の適応範囲が更に広がると考えられます。








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熱狂スタジアム(2)
がんばれ阪神タイガース

東海大学病院 
 藤田 昭


 先日、私がかつてひいき選手としていた阪神タイガースの村山実氏が人生のマウンドを降りた。ダイナミックな投球フォームと阪神を支えるエースとしての投球が、追悼のニュースの中に現われ、懐かしさがよみがえった。
 私は約30年にわたって阪神タイガースを応援しているファンであるが最近情熱が少々薄れてきた。ここ10年くらい低迷しているチーム成績もあるが、野球を観るうえでもっとも重要であるエースの不在が原因である。私が定義するエースとは、週に2回はマウンドに上がり力のある球で三振がとれ、何より数年にわたって投手陣の軸になっている大黒柱のことである。子供心の小学生から中学生のころ、阪神にはこの村山と江夏が、ライバルチームの巨人には堀内と高橋一三がいて、伝統の一戦といわれ(現在では死語となったか)、両軍エースのぶつかり合いに夢中になっていた記憶がある。
 さて野球観戦であるが、年に2,3回は球場に足を運んでいる。今年は横浜と東京ドームに行った。成績は阪神の1勝1敗であったが十分楽しめた。子供のころ友達大勢とわいわい外野の自由席で観ていたが、最近では、指定券を取りビールを片手に時折声援を送りながら静かに観戦している。  球場に来るといろいろな人がいるところがいい。回を追うごとに酒がすすみ声援に熱が入る人、子供に虎のハッピや帽子をかぶせている親、いつ来てもいる私設応援団の人などである。また、ビールの売り子さんも変わった。今ではすべて女の子である。やはりこのほうが売り上げも上がるのだろうと自分でも納得している。恒例の7回のジェット風船飛ばしもファンの一体感があっていい。(横浜球場では売っているが東京ドームでは売っていなかった)と試合の内容にかかわらず楽しみは結構ある。
 昨年初めて念願の甲子園球場に行った。蔦のからまる球場の外壁、ちょっと古さは隠せないが久しぶりに土と芝生のグランド上でのプレーを観ることができ、懐かしかった。そしてファンの応援もちょっと筋金が通っているかなという感じもした。
 最後に、昨年優勝争いをした横浜の応援団が以前に比べて見違えるように元気になっていた。これも勢いというものであろうか、この文章が出回るころには優勝争いが混とんとしているころだろうが、今年も阪神は指定席に落ち着いていそうである。一つ楽しみとしては新人の坪井が首位打者争いをしていたら来年もと希望のつながるところだが、私の期待している真のエースの登場はまだまだ先のようだ。頑張れ阪神タイガース。
 追伸 ちょっと球場にいる気分が味わえる、阪神の選手別応援が楽しめるホームページがあった。URLは以下の通り。
  http://www2.osk.threewebnet.or.jp/~sakitm/tiger/player/zukan.htm




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お店紹介しようかい!(2) 
北里大学病院 
神蔵 直美


 今回、私が自信を持ってお勧めするお店は、おいしい地酒とワインのお店です。
 小田急線 小田急相模原駅から歩いて5分程のそのお店は、"逍路"といいます。(相模原近辺にお住まいの方ならきっと知っている方も多いのでは ....と思います。)
 お店のドアを開けると、串焼きの何ともいえない匂いと、お肉の焼ける "ジュー"という音、最高に食欲をそそります。こじんまりしたお店ですが、人気があるお店だけにいつも混んでいます。 地酒、ワインは各々20種類近く、地酒は新潟のご存じ'久保田'や、福井の'黒龍'など..
 ワインは、フランスワイン、カルフォルニアワイン、南アフリカ、チリワインなど。どれにしようか迷ってしまいます。
さて、このお店の地酒の人気銘柄BEST5は......
  1位  十四代     (山形県)
  2位  久保田 紅寿  (新潟県)
  3位  義侠      (愛知県)
  4位  黒龍      (福井県)
  5位  越乃寒梅    (新潟県)
 十四代と久保田を飲んでみました。
「 ............. \(^o^)/ 」
 料理はリーズナブルなコース料理が私のお勧めです。3〜4000円でお腹いっぱい食べられます。サラダ、串焼き、牛舌シチュー.............どれを食べてもおいしいですが、なによりお肉のやわらかさは感動します。備長炭と沖縄の焼塩で焼いているのがその秘密?  私のイチ押しは大根下ろしで食べる山形牛のハラミです。
 数々の串焼きをじっくり堪能したあと、コース料理の最後にでてくる麦とろご飯は正に"とどめ"です。
 ぜひ行ってみてください。


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神奈核ホームページの開設について
 

川崎市立川崎病院放射線科 
小野 欽也


 神奈川核医学研究会では、現在、ホームページ作成ワーキンググループを結成しホームページの作成に着手しております。これにより、世界に向けて情報を発信し神奈川核医学研究会の存在をアピールしていこうと考えています。すでにインターネットを利用している方はご存知でしょうが、今や、学会や研究会等がホームページを開設するのは当たり前のようになってきており、当研究会も遅れをとらないよう努力している次第です。具体的な、開設日については、まだ、決定していませんが、内容が煮詰まってきていますのでここで報告します。

1.神奈川核医学研究会の紹介:どのような組織でどんな活動をしているかをメインページとして簡単に紹介します。
2.活動内容:患者向けパンフレットやポスター、過去の研究会のテーマなどを紹介します。
3.年間予定:研究会等の案内がこれを見れば開催日が分かるようにします。
4.神奈核ニュースダイジェスト版:神奈核ニュースの内容を簡単に紹介します。
5.研究会や懇親行事の案内と報告:開催日、内容、場所等の案内と参加できなかった方のために簡単に内容の報告をします。
6.神奈核以外で開催される勉強会等の案内:機器メーカーや薬品メーカーなどで開催する勉強会や関係する他の学会、研究会の案内。
7.リンク
 とりあえず、開設時にはここまで完成させたいと考えていますが、簡単なものから徐々にオープンしていく予定です。内容は今後変更することもありえます。また、ここまでが軌道に乗った後、以下の内容についても考えています。
8.一般大衆向けの核医学検査の紹介
9.Q&Aコーナー
10.情報や話題の提供
11.誰れもが自由に発言できる掲示板
 なにぶん、初めての経験でどこまで完全なものにできるかは分かりませんが、世界に向けて情報を発信するわけですから、恥ずかしくないような内容にしていきたいと考えております。もし、ホームページについて詳しい方や、知識がなくてもホームページの作成に興味がある方がおりましたら、ぜひ、このワーキンググループに参加してください。また、ご意見、ご要望等がありましたら常任幹事までお寄せください。


            連絡先 川崎市川崎区新川通12-1
                川崎市立川崎病院放射線科
                神奈核常任幹事 小野 欽也
                 Tel  044-233-5521
                 Fax  044-245-9600
                 E-mail BZQ03521@msn.com



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編集後記
東海大学病院 
村上 剛


 本号は、第4回海外学術交流会の記録が全紙面の半分も占めてしまいました。シンガポールでの楽しい模様が伝わってきます。海外交流の楽しいニュースに目を通している最中に、日本での毒入りカレーや毒入りジュースのニュースを次々に目にしています。治安の悪い日本が定着しつつあるようです。
 ところで、サッカーのワールドカップでは、日本代表は3戦全敗という最悪の結果に終わりました。しかも、得点は全試合でたったの1点と、世界の壁の高さを痛感しました。とにかく、サッカーの歴史、選手・サポーターともにサッカーに対する価値観のようなものが根本的に違い、当分追いつけるよな気がしませんでした。
 ところが、ワールドカップの後セリエAのペルージャ入りした中田選手が、最初の試合で強豪のユベントスを相手に2得点をあげました。個人的には中田選手より上ではないかと思っている(中田ファンの方ごめんなさい)、小野選手(浦和レッズ)などもJリーグで頑張っており、先のワールドカップでの惨敗を忘れて、2002年は期待できるのでは?と思い始めました。
 時節柄、缶ジュースなどの飲み物にも気をつけなければなりませんが、スポーツの秋、普段、運動などしないのに、運動会で子供にいいところを見せようと張り切りすぎてのケガなどにもお気をつけ下さい。
 ご投稿・ご要望・お叱り・ご感想等は、下記まで、または、お近くの研究会幹事までお願いします。
259-11 伊勢原市望星台 東海大学病院 核医学 村上 剛
            TEL :0463-93-1121(内3471)
            FAX :0463-91-1350
            E-mail:mura@is.icc.u-tokai.ac.jp



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