平成14年5月31日(火)
第242回定例研究会報告 常任幹事 北里大学病院 神宮司 公二
第242回定例研究会が3月31日、神奈川県民センターにて行われた。 講演1は春の学会報告会として、この春神戸で開催された日本放射線技術学会第58回総会学術大会に、神奈川から参加発表された5名の中から4名に、報告を兼ねて発表して頂いた。北里大学病院の菊池敬氏(代理;伊藤喜弘氏)による「心機能解析ソフト4DM-SPECTの基礎的検討」、同じく北里大学病院の徳重尊宣氏による「quantitative blood pool SPECT(QBS)の基礎的および臨床応用への検討」、横浜市立大学医学部附属病院の小賀正宏氏による「心電図同期心筋FDG-PETによる心機能解析の試み」、同じく横浜市立大学医学部附属病院の菊地達也氏による「患者監視用心電図・呼吸モニタ装置を利用したPET呼吸同期収集の試み」の4演題であった。活発な討議があり今後の継続研究が期待された。 講演2は核医学検査の基礎 Part2として、NEMA法に準じたガンマカメラの精度管理について、シーメンス旭メディック株式会社の信田育宏氏に講演を頂いた。メーカ側からユーザに対して望む日常的なQC項目の説明等の内容もあり、非常に参考になった。今後、ガンマカメラにおけるQCに役立てればと思う。 今回の研究会は、FIFA world cup 開催初日と重なってしまったが、それに負けないくらい(?)内容の濃い研究会であった。 |
伊藤喜弘さん |
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![]() 徳重尊宣さん |
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![]() 信田育宏 先生 |