看護スタッフは、核医学検査を受けた患者さんを病棟でケアするときに、わずかですが被ばくをします。といっても、微量のため、たとえ妊娠していたとしても心配する線量ではありません。
 核医学検査を受けた患者さんともっとも近づく機会は、検温やオムツ交換のときですが、オムツ交換の例として、実測レベルで1回あたり0.5マイクロシーベルト(50cmの距離で)以下の被ばくとなっています。
 また、アイソトープ自体は短い半減期で減少しますので、交換の回数を重ねるごとに、検知できないほどに減少します。

核医学検査患者のオムツ交換作業による看護師の被ばく線量

核医学検査患者のオムツ交換を行う回数を統計計算した際の被ばく線量の推定

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